MBA留学を目指す理由は、当然のことながら人によって異なります。それぞれのバックグランド、歩んできたキャリア、経験の長さ等自分が立っている現在の人生のステージから次のステージへと思いを馳せた時に様々な要素が絡みMBA留学をしたいという想いにつながるのではないでしょうか。
例えば:
・今の仕事でのラーニングカーブが落ちてきたので、将来を見据えて新たな知識やスキルを身につけたい。
・今の会社でもっと頼られるリーダーになり、いずれは経営に関わる仕事がしたい。
・会社の都合で自分のキャリアが決められるのではなく、自分で自らのキャリアを築いていきたい。そのために自分を磨いておきたい。
・将来起業がしたい。
・海外で働くチャンスを得たい。
・自分の弱点を克服したい。
・多様なバックグランドの人たちをリードするような仕事がしたい。
・転職をするためには、MBAを修得した方が有利になる。
・親の会社を継ぐために経営者としての知識やスキルを身につけたい。
・もっと広い視野でビジネスが考えられるようになりたい。
・体系的に経営の知識を学びたい。
等々挙げたら切りがありません。
あなたがMBA留学を目指す理由は何でしょうか?
もちろん一つである必要はありませんので、ご自身の理由を列挙なさってみてください。
MBA留学を目指す理由の他に考えておいた方が良いことが二つあります。
1)MBA修得後のキャリアゴール(短期ゴールと長期ゴール)
キャリアゴールとは、あなたが組織・会社、業界、社会、グローバル社会にどのような影響を与えたいのかということです。従って、MBA修得後に「コンサルタントになりたい。」、「インベストメントバンカーになりたい。」ということではなく、これらのボジションについて、”何を成し得たいのか?”ということを考えておく必要があります。
2)どのタイミングでMBA留学をすることがベストか
MBA留学 を実現するにはどのタイミングがご自身にとってベストなのでしょうか?
MBA留学をしたいという方は、できるだけ早くした方が良いと考えがちです。しかしながら、多くのMBAプログラムでは、「職歴が2〜3年ある方が望ましい」、また、リーダーシップ経験は必須としているところも多いのも事実です。それから、キャリアゴールや目的が明確であればあるほどプログラム在籍期間に学ぶべきことも明確になり、より充実した時間を過ごせるというメリットもあります。
更に、MBAプログラムに出願するために、TOEFL/IELTS、そして、GMAT/GREといった難易度の高いテストでスコアメイクをする時間も必要となることでしょう。これらを総合的に考えて、どのタイミングでMBA留学することが自分にはベストなのかを考え、結論を出すようになさってください。そして、出願に向けて準備の計画を具体的に考えるようになさってください。
上記を踏まえ、MBA留学が自分には必要だと思われたら、具体的な出願準備の計画を立てるために「出願準備」のページをお読みください。